時間は有限です。
これは誰しもわかっていることです。
しかしながら、サラリーマンにはこの意識が特に希薄な人が多いような気がします。
技術者として種々のスキルを上げるには時間をいかに有効に使い、そして捻出するか。
私は技術者もこれを強く意識する必要があると日々感じています。
時間を浪費することが多い典型、それが「会議」です。
最近立場が変わって様々な会議に出ることが多いのですが、その8~9割は無駄です。
無駄、というのは以下のパターンに分けられます。
1.会議時間をもっと圧縮できるのではないか。
2.全員が同じ場所に集まらなくてもいいのではないか。
(資料を共通サーバーに置いてみておいてもらう、電話会議、テレビ会議を使う。権限を委任された代表者だけの出席にする等)
3.そもそも開催する必要性が無いのではないか。
私の感じている多くが1のパターンです(残念ながら3のパターンも散見されます.....)。
会議の目的が形骸化し、会議を開催すること、出席してもらうことが目的となり、
「何かを決める」、「何かの情報を伝達する」という主目的が消えてしまっているものがあまりにも多いです。
あなたの余命はあと1か月です。
そういわれた時、それでも会議に出なくてはいけないと思うでしょうか。
会議や会議時間を極力減らし、そして何より会議の最初に「そこで共有する情報」や「決めること」を明確化し、決めた時間は絶対にオーバーしない。そもそも、そこに出席している人全員の人件費、寿命を使わせてもらっている。
会議の議長にはそれを常に意識してもらいたいです。
こういう人が多くなれば、就業時間の短縮となり、結果として個々の技術者も自分が必要とするスキルを熟考し、自らのカスタマイズを行う、また家族と同じ時間を共有するといった、当たり前のことができるようになるのでは、と日々感じています。
最近会社で、ダラダラ進めるくだらない会議の議長からメールで送られてきた言葉(そのままコピーしました(一部組織名は伏せました))。
出席率については、部長の監視下にあり、遅かれ早かれ何か言われます。
(→ 部会で、部長がキレる)
「なんでお前の出席率が悪いんだ」と言われた時に、なんと答えるかは考えておいてください。
こんなことにビビる議長、そして出席を強要する雰囲気づくりと言い訳を考える時間、いや寿命の浪費。愚の骨頂です。
このような裁判にかけられたときは、大いに私の主張を言ってやろうと思っています!
別にこの偉そうに議長にプレッシャーをかけている部長さんに食わせてもらっているわけではないので......。
(社長に言われたらちょっと出方は考えます(笑))