語学違いのむずかしさ

ここ最近は雑用の仕事から可能な限り逃げて、論文を書いています。

 

 

逃げ切れずにつかまって拘束されることもありますが、

一時期に比べれば時間を確保することができるようになりました。

 

 

 

さて、肝心の論文のほうですが、なかなか苦戦中です。

 

 

 

ここのブログにも書きましたが、考察中心にするには実験を追加で行う必要が出たり、

考察を行うのに必要な論文を読んだりと、学生に戻った気分です。

 

 

 

そして、予想通りの展開。

 

 

 

英語で書くというのが、これまた難しい。

 

 

英語文法や単語間違えはまだかわいい。一番問題はだらだら書いているだけで結局何が言いたいのかぼやけてしまう。もちろん、一生懸命書いているのですが。

 

 

もちろん日本語でも多々あることですが、比較にならないくらい多く、そして深刻な状態が起こります。「技術論文の書き方」の本を出版している筆者としては恥ずかしい限りです.....。見直してうなだれることもしばしばです.....。

 

 

恐らく、英語で書いていると母国語以外での言語で文章を書くということに労力が割かれてしまい、肝心要の中身がない、という状況に陥るのでしょうね。英語の前置詞や時制の一致といった文法知識、同じ言い回しを避ける語彙力、これらが特に不足している気がします。

 

 

 

日本語の社内技術報告書は2、3日集中して書けば書くことができました。

 

 

しかし、この英語の論文は2週間程度かかってようやく初期の草案レベル。

 

 

 

英語の論文も数をこなすことでスピードと精度が上がってくるのかもしれません。いずれにしても、今の苦戦経験は、将来的に必ず何かの役に立つキャリアとなると信じています。

 

 

 

 

なにはともあれ、まずは審査を通過できるかというところが正念場ですね。9月中には審査を受ける予定です。