手を抜くということ

今日はとてもがっかりした日でした。

 

 

 

 

ある会社に依頼をして、あるものの加工をお願いしました。

 

 

 

 

ここの会社は以前にも依頼をしたことがあり、とても力のある会社と考えていました。

 

 

 

航空機業界の常識に則って視察を行ったことがありましたが、

一部を除き(一般的な会社としては仕方のないところですが...)、

十分そのグレードに到達していました。

 

 

 

何より、中小企業ながらその仕事に対する真摯さにほれ込み、

今回も加工の依頼をすることとしたわけです。

 

 

 

 

今回の依頼内容は今までよりも高いレベルのものを、

そして量としても大きいものを頼みました。

 

 

 

 

 

先週の週末に納品され、昨日から今日にかけ、できたものを確認していました。

 

 

 

 

「でき」はやはり、すばらしい。

 

 

 

 

日本の中小企業の力を尊敬していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが.......。

 

 

 

 

 

 

 

 

図面も書いて、こうしてください、と指示ことを複数種類の加工品の中で1種類のものに対してのみ行っていませんでした。

 

 

 

具体的には、図面に指示した名前を加工品に明記する、と書いてあったにもかかわらず、

名前の最後である末番の番号しか書いていませんでした。

 

 

 

 

間違いなく「手抜き」です。

 

 

 

面倒だったからなのでしょう。

 

 

 

 

思い返してみれば、納品前に担当営業から「加工品一つ一つに名前を書くと時間がかかるから、一部の番号だけ書くようにしたい」と要望が来て、「そもそも名前を書くことも含めて見積もりに入っているので、きちんと全部に書いてください」と返答をしました。

 

 

 

先方は「わかりました」と返答をして電話を切りました。

 

 

 

 

 

 

久々に「怒りの刀」の鞘に手がかかっています。

 

 

 

 

 

手抜きは私が最も嫌悪することです。

そして、期待していたがゆえに「失望」が大きかったため、

怒りの刀に手がかかったのだと思います。

 

 

 

 

帰宅前に、試験片の写真、図面のコピー、名前の書き方の資料のコピーを担当者と関係者全員にメールを送信し、最後に「どうしてこのようになったのか説明願います」と書きました。

 

 

 

 

もちろん、メールを送った後にすぐ会社の携帯電話の電源を切りました。

すぐに平謝りの電話をする前に、一晩冷静に考えた上で返答が欲しい、

という私の意図です。

 

 

 

 

明日どのような返答がくるか楽しみです。

 

 

 

この返答によってこの会社との付き合いが明日終わるのか、

今後も続くのか、判断したいと思います。