大なり小なり組織変更というのは企業にいる以上避けられない部分はありますね。
そんな中、今回私のチームにも影響を与える組織変更が行われました。
長い時間をかけて育成してきた30前の中堅を引き抜かれたのです。
うーん.......。
これは正直痛いですね。
私のあるべき姿への道は、仲間が居てこそ成り立つ話ですので。
チームの防波堤を丸ごとひとつ取り外されてしまった感じです。
その引き抜かれた人には言えませんでしたが、
本当に残念でなりませんでした。
成長が目に見え始めたばかりたったので。
ところが嬉しいことも一つ。
「自分はチームは変わりますが、どうしても自分でやりたいことがあるので、それに関してはこれまで通り一緒によろしくお願いします!」
これまでは、
「上司がこういうので、こうするしかないんです。」
「急ぎの仕事があるので、今そういうことはできません。」
「自分では何をやったらいいのかわからないんです。」
と言っていた人の発言でしたので、
驚きと同時に、
彼は本当の意味で私の「仲間」になったのだ。
そう思いました。
組織がどうこう、環境がどうこう。
言い訳しようとしたらいくらでもあるわけです。
そうではなく、自分はこうするんです!
という意思を明確化できるようになったということは、
彼が本当の意味で自立し、自立したうえで組織という枠組みにとらわれず、
私と一緒にやろう、と言ってくれたわけです。
正直この先不安は増えてしまいましたが、
心でつながる仲間が私の手元を離れて私との「弱いつながり」を続けながら闘う、
と言ってくれていることは喜ばなくてはいけませんね。
と書きながら、やっぱり物理的にチーム構成を破壊されたのは痛手であることはかわりありません......。
今後どのように自分の環境を再構築するか。
悩みは尽きません......。