現在作成中の英語論文は、大学の助教をやっている友人の勧め+投稿するジャーナルの推奨もあって、投稿前に外注にて校正作業を依頼しました。
因みにお願いした業者は以下のところです。
日本にいる米国、英国出身の校正専門家(論文投稿の素人はいないようです)+インドの専門家が見てくれていて、何といっても校正スピードが半端ない.....。
長いもので2~3日、早ければ1日かからずに終わるようです。
そして、この校正会社から私の書いた英語論文の初回校正の結果が返ってきました。
結果、赤赤赤....と赤だらけ!
オプションで要望していたのですが、原稿評価カルテなるものがついていて、
私の書いた原稿について、
英語表現、英文法、英語表記ルールや論文スタイルの観点から、
計9項目の5点満点採点がなされています。
点数の意味合いは以下のようになっていました。
1:初級のレベル
2:発展の余地がある
3:平均的レベル
4:習熟したスキルを持っている
5:非常に高度なスキルを持っている
もちろん点数だけでなく、私の癖や主な修正点に加え、よくできていたところの指摘など、盛りだくさんです。ちなみに私は全平均で3.3でした。平均+α?
初めて書いたということを考慮すれば上出来、と自分をほめております(笑)。
何よりとっても嬉しいのは、自分が一人で黙々とやってきたことを客観的に評価してくれる人に久々に会えたこと。
自分の理想に向かって、ずーっと一人でやってきたので、モチベーションの維持も大変でした。
何が正しいのかも何が正しくないのかも誰も教えてくれない(もちろん自分の理想を探すというプロセスでは当然ですが...)中で、
自分の理想を突き進む暗い道に、久しぶりに街灯を見つけた気分です。
結果はどうあれ、あなたのここはいいですね、ここはこう直しましょう、と言ってもらえることがこんなにうれしいとは思いませんでした。
大学院を卒業して早9年。
社会人10年目にしてずっとあいていたパズルのピースがもうすぐ埋まりそうです。
大学、大学院時代に、一度も学会に出られなかった、
一度も対外論文も書けなかったという”くやしさ”という呪縛から解放されそうです。
もちろん、今後も論文投稿は続けていきますが、
この先に何が見えるのか。
恐らくまたしばらく暗闇に違いありません.....。