スタートは早ければ早いほどいい。
創業者の方々の多くが述べられる言葉の一つです。
本当にその通りと思う今日この頃ですね。
例えば私の例でいきますと......。
社内で自分が主体で進める研究テーマをやりたい!
と決意したのが3年前。
その後、同じく自分でやりたがる上司と衝突を繰り返しながら自分の裁量範囲拡大を目指し、最終的に上司は退職し、自由な環境を奪取。この期間6か月。
しかし、上司が退職したことによりチームリーダーとなってしまい、これまでの技術者としての仕事に加え、予算、チーム運営という別の業務が拡大。チームメンバーの育成を行いながら仕事を振り分け、それにより自分の時間を捻出。結果的に自らの自由時間を確保しながら、チーム連携業務が推進できる体制を構築。この期間1年超。
本格的に研究をはじめ、一番最初に目指した目的(第一ステップ)を達成したのがここからさらに1年半。
そして今があります。
「こういうふうにやりたい、こうなりたい」と決意してから3年かかってようやく第一ステップです。
悠長にやっているわけでなく、早急にかつ様々な改革を推し進めても3年です。
いつかは......。と言っていたら今のチーム体制になっていなかったでしょう。
もう一つの例を。
電子書籍作家として活動を始めようと決意したのが10か月前。
その1か月後に参考になるセミナー(インディペンデントコンストラクター協会主催)があったのでそれに参加し、出版に向けた知識を吸収。
その1か月後に1冊。
さらにその1か月後に1冊。
そこから2か月後に2冊。
そして、1か月後に1冊。
今執筆中の本も来年初めには出版予定です。
本を書こうと決意してから10か月で5冊出版し、
1冊をさらに執筆中です。
本業での「自分の裁量で仕事ができる環境の構築とその拡大・維持」、電子書籍作家としての活動、どちらもスタートしてから2ケタ月もしくは、数年という単位の時間が必要でした。
寿命は限られています。
寿命は心臓が止まるときが寿命とは限りません。
加齢により頭が働かなくなる、精神的に活力が失われてしまう、といった状況も寿命の一つです。
迷っている暇があったら、一歩でも前に出る、
その度胸こそが新しい世界への入り口なのかもしれません。
準備や補足は走りながらでもできます。
しかしスタートして動かなければ何も始まりません。
限られた寿命という時間制限内でどれだけ自分の理想に近づけるか。
それはスタートの速さが第一だというのが私の持論です。