暗黒の2週間

この2週間は本当に長かったです。


感覚的には3か月くらいに感じました。

 


なぜか.....。

 

 

仕事で失望を通り越してあきらめの境地に達するような出来事が発生。


自分の積み上げてきた3、4年をすべて壊され更地にされる可能性が急激に高まるという恐怖。

 


この2行に集約される日々でした。

 


もちろん、このような日が来ることは覚悟して準備してきています。

 

 

でもこれほど急速に事態が展開するとは読めきれていませんでした。

 

 


そして、これまで積み重ねてきたことも含め、自分でも恐ろしいくらいの集中力で動き続けました。

 


体第一なので6、7時間は必ず睡眠をとるようにしているのですが、
それ以外の会社のお昼休み、夕食時の家族だんらんのそれぞれ1時間の計2時間以外は、常に動いていた(働いていた)感じです。

 


何となくだらだらと働くではありません。

 

 

ものすごい集中力を持って仕事をやり続けた感じです。

 

 

危機感が高まるとこれほど集中力を維持できるのかと驚いたくらいです。

 

 

その副作用かわかりませんが脳みそがオーバーヒートを起こし、ひどい頭痛が起こったほどです。この頭痛は今もおさまらず、流石に薬を飲みました。

 

 


しかし、やればやるほど追いつめられてきます。

 

 


なぜかというと、各所に自分の限界が見えてくるからです。

 

 

 

どうすれば......。

 

 

そんな時、ふとしたタイミングである日本でもその業界で非常に有名な方と1時間ほどお話しする機会を持つことができました。

 


これは、いざという時のため!ということで2か月以上前に私が事前予約していたものでした。

 


今のこの状況を予想して周到に、というわけでは決してありません。

 

 

 

そして、開口一番、その方から言われたこと。

 

 

驚きました。そして響きました。

 

 

ここでは具体的に何かとは書けませんが....。

 

 

私が見えてきた自分の限界の原因を一発で言い当てられてしまったからです。

 

 

私は基本的には人の意見に耳を傾けますが、生き方だけは自分しか信じない人です。

 


しかし、例外があります。

 


自分が八方ふさがりとなっている状態で、私も認める実績が十二分の方、もしくは信頼している方から、丁寧な言葉遣いで指摘される時は本当に大きく心を揺さぶられます。

 

今回はそのパターンでした。

 


そして、私が起こそうとしていた行動についても、


「今は絶対にやってはいけない。後になれば必ずできるから。」


と言われました。

 


心の重荷がふっと降りた瞬間でした。

 

 

私の考えていることに間違いはなかった。


ただし、手順が少し粗かったので一つ一つやっていこう。


そう「心から」思えました。

 


この先どうなるかわかりませんが、

リスクヘッジをするための戦闘態勢は整いつつあるようです。

 

最後のその方から言われた言葉。

「お会いできたのはいいタイミングだったのではないですか。」

 

この暗黒の2週間は、暗黒だけでなく、一筋の明かり、周りの方々の温かさを感じられた期間でした。