第二報の学術論文投稿完了!

本ブログへのご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

さて、本日表題の通り無事、論文の投稿が終わりました。

 

 

内容そのものは悪くなかったのですが、今回の英語の校正では多くの部分を直されました。大部分は、このように書いたほうがより正確に伝わります、という感じの校正が多かったですね。

 

 

それにしても、外国語というのは本当に難しい.....。

 

 

校正を行ってくれるのは英語が母国語の方なのですが、当然ながらボキャブラリーが非常に多く、直されたものを見ると「なるほど」と納得するものばかり。

 

 

 

色々と勉強させてもらいました。

 

とはいえ、講評の中で何度も「説明がくどい」と書かれたのは”イラッ”としましたが.....(汗)

 

 

前回投稿したのはイギリスのNature系の論文でしたが、今度はアメリカのElsevier系の雑誌。

 

 

結構色が違いますね。

 

 

一番の違いは、オンライン投稿システム。

 

 

 

NatureよりElsevierの方がはるかに使いやすい。

 

 

アメリカ人はこういうシステム系に強いのですかね。

 

 

 

しかし一方で投稿時に読む、著者向けの説明書はNatureの方が読みやすい。さらに、このブログでも書きましたが、Natureは、掲載が決まった後に専任のスタッフが写真や図の高解像度への改修も行ってくれるというサービスが厚い。

 

今回投稿した雑誌はまだ査読が終わっていないので掲載してもらえるかどうかわかりませんが、この辺の差も楽しめそうです。

 

国の違いというより出版社の違いとしてみるべきなのでしょうが.....。

 

 

 

さて、こんな感じで2報目も無事に投稿完了しましたが、やはり前回よりはスムースでした。社内手続きも早めに終わりましたし、データの収集も計画通りに終わりました。

 

 

因みに、今回の論文一報を書き上げるのに必要だった技術報告書は何報だったとおもいます?

 

大体5報くらい。

 

 

そして、取り寄せて読んだ参照文献は30報(実際に引用したのは15報程度)。

 

 

 

大体こんなものですね。雑誌に投稿するような論文を投稿するには5報くらいの社内技術報告書を仕上げ、関連する文献を20~30報程度読んでようやく1報の論文が書ける。

 

 

もちろん、他の通常業務(開発、マネジメント、メーカー対応など)やりながらです。サラリーマンですから.....。

 

 

さて、今は次の投稿準備を早くも開始しています。残っている実験を進める計画を立て終わったところです。

 

7月上旬までには書き始めたいですね。

 

 

これからもユニバーサル技術者として、どんどん外の専門家と勝負していきますよ!

 

 

大学の先生方には専門性では勝てませんが、応用技術では負けるわけにはいきませんね!

 

 

現場からたたき上げで這い上がってきた技術者の強みを世界の学術業界に示していきます!