目立つ時、隠れる時

本ブログへのご訪問ありがとうございます。

 

 

 

昨日は、職場の飲み会に行きました。

 

 

とてもお世話になった方の送別会。

 

 

 

その帰りに、職場の同僚(先輩)から以下のように言われました。

 

 

「最近、大人しいよね!なんか、前はもっと元気よく仕事をしている印象だったけど。こんな人だったのかなぁ~って。」

 

 

それに対して、本ブログの管理人(以下、管理人はこう答えました)。

 

 

「本当にやりたい仕事をものにするには、周りを気にせずその仕事にのめりこむ必要があるんですよ。」

 

 

管理人が入社した当初、居た場所は開発の最前線でした。

 

 

良くも悪くも色々な仕事が集中する戦場。

 

 

それでも、他業界から来た以上「言い訳」をしてはいけないと、がむしゃらに頑張りました。この時は考えることを辞めていたと思います。

 

 

「いろいろやりたいことを考えるのは、周りの人に認めてもらってからだ。」

 

 

それから6年以上最前線で戦い続けました。

 

 

事業部でもそれなりの知名度になっていたと思います。

 

 

しかし今。

 

 

ここ2、3年で入社した人の中には管理人のことを知らない人も多いと思います。

 

 

その理由は単純です。

 

 

開発の最前線での戦いを通して認められ、そして自分のやりたい仕事を見出し、その仕事に「独りで集中して取り組んでいる」からです。

 

 

 

もちろん、前線に戻そうという色々な障害にさらされました。

 

 

それでも、戦略を持って自分の立ち位置を確立し、自分の仕事に集中する環境を構築したのです。

 

 

否定的な見方をしていた人たちも多くいました。

 

 

しかし今、一人でやってきたことが認められ始めています。

 

 

目立つことに労力や時間を使わずに、ある段階に達したところで開発前線で見出した重要な仕事を丁寧に積み上げてきたからです。

 

 

上に評価されることばかりを考えていたら今の管理人は居なかったでしょう。

 

 

常に目立つことを考えるのではなく、目立つことで

 

「自分や職場に足りないことは何か」

 

「自分はそれに対して何ができるか」

 

という問題意識を持てるかどうかが勝負なのです。

 

 

周りには賢いがゆえに実戦も知らずに色々考えすぎる人が多く、我武者羅にやってみる、という人が少ない気がします。慎重派でもあるのでしょう。

 

 

まずは、がむしゃらにやる。

 

徹底的に目立つ。

 

見えてきた課題とそれに対してできることを見出す。

 

戦略を持って前線から退き、そして孤独を恐れずに、その課題に取り組み、地道に成果を積み上げ、自分の新たな立ち位置を確立する。

 

 

最後に書いた、

 

 

「孤独を恐れない」

 

「地道に成果を積み上げる」

 

 

という2点が欠けている技術者が多いのが実情ではないでしょうか。

 

 

自分の人生は自分で決める。

 

そのためには耐孤独性と地道な積み上げが極めて重要です。

 

 

先輩と話しながらふと、このようなことを考えてしまいました。