貴重な第三者の目

本ブログへのご訪問ありがとうございます。

 

 

 

数日前、とりあえず大きなテーマの第一段階に関わる最後の技術報告書の作成が完了しました。

 

この2年半で作成した技術報告書は37通。

 

総ページ数は1000を超えています。

 

 

一年で一報も書かない人がほとんどの事業部の中では”ぶっちぎり”の数でしょう。

 

全社的にもほとんどいないと思います。

 

やはり、”書く”という作業は最も負担の大きい作業ですから。

 

 

 

ところで、繰り返し本ブログで述べさせていただいてきている技術報告書の大切さですが、その思わぬ効果を実感しましたのでこちらで紹介します。

 

 

本ブログの管理人(以下管理人)は、技術報告書を自社の他事業部の優秀な方にも見てもらうようにしています。

 

 

これは、たまたま知り合った技術者がとても切れ者で話をしていて面白かったから、というところが始まりとなっています。

 

 

この切れ者は「毎回」私の報告書に鋭い突っ込みをして来てくれるのですが、普通の技術者にありがちな

 

「欠点を指摘し、自分の優位性を確認する」

 

ということではなく、

 

「作成者の意図の確認と、これをこうしたらより深いことがわかると思うがどうだろう?」

 

という前向きな議論のきっかけを作ってくれます。

 

 

ユニバーサル技術者なら是非できてほしい議論展開ですね。

 

不定期にちょこちょこできる人は居ますが、安定して前向きな議論をできる人は管理人の知る限り1、2人くらいしか居ません。

 

 

 

今回、その切れ者の彼が、

 

「これはもしかしたら大発見かもしれない。ここで得られた結果はその発見の一端を示しているといっても過言ではないと思う。」

 

と熱いメッセージとそう考える技術的理由を送ってきました。

 

 

当の作成者本人は「面白い結果かな」とは思っていたものの、見る視点を変えると価値の大きさが全く違うということを痛感しましたね.....。

 

 

このように自分の作成した技術報告書に関し、第三者視点によって自分自身の成果が違う方向から照明に照らされ、作成者本人も気が付かない価値を発見する。

 

 

技術報告書のレビューに関する第三者視点の新たな価値を改めて実感できた一日でした。

 

 

 

管理人もこの事を他の方にやって差し上げたい!

 

 

今のところ管理人に報告書や論文を読んでほしい、と送ってくれる人は2人います。彼らに対して前向きな議論を展開するということは今後も続けていきたいですね。

 

が、

 

管理人のように継続して報告書や論文を作成し続ける人はまだいません......

 

 

継続は力なり実行できる人が本物のユニバーサル技術者です。

 

 

意外にもここを超えるのが最も大変なのかもしれません。

 

 

 

最後は話がそれてしまいましたね。失礼いたしました。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。