オーロラ研究の権威、上出洋介先生からコメントいただきました

ユニバーサル技術者のShuichiro Yoshidaです。

 

 

昨日、とてもうれしいことがありました。

 

 

以前の記事で、学術論文の書き方指導という記事を書いたのですが、この中で紹介したのは、論文の書き方を学生に指導される上出洋介 名古屋大名誉教授についてです。

 

 

 

論文投稿には戦略が必要だ

 

 

という管理人が敏感に反応してしまう言葉が9月の朝日新聞にかかれていました。

 

 

そこで、上出先生に、

 

企業の人間として、機密情報開示という厳しい制限の中で学術論文によって情報発信しようとする場合、データのすべてを洗いざらい出すわけにはいかない。当然ながら特許は申請するがノウハウの部分は出さずに出願するため、それを論文内で開示するわけにはいかない。このような状況で価値ある論文を投稿するにあたり最も重要なものは何か。

 

 

という質問を書いてこのホームページ上のブログで公開したところ、

 

 

 

なんと、上出先生から直々にコメントをいただきました!

 

 

 

本当に感激です。

 

 

 

企業の技術者で開発最前線という恵まれない環境で論文を投稿するという前例の少ないことを続けることは、常に孤独との闘いでした。

 

 

特に管理人は開発で実績を上げてから、周りとの摩擦もありながら研究をやる環境を構築して研究を細々と続け、それを論文に投稿する、というパターンだったので、

 

 

「彼はいったい何をやっているんだ」

 

 

という評価が大勢でした。

 

 

開発で問題があれば呼び出され、集中もできず。

 


そんな経緯もあって、自分の書いた論文の掲載が決まった時は本当にうれしく、涙が出たくらいでした(恥)。

 

 

ただ残念なのが、この状況を共有できる人が居ないということ。管理人のいる事業部は設立から10年ですが、論文投稿したのは管理人だけ。

 

モチベーションを維持するのも大変でした。

 

そんな時に上出先生から思わぬ形でのコメントをいただき、本当に勇気をいただきました。久々に孤独から解放された気持ちもします。

 

 

このコメントを励みに3報目掲載を祈るとします!

 

 

 

と思ったら、Manuscriptのフォーマット修正をしてください、と早速出版社のElsevierから指摘が....。

 

 

まだまだ実力不足ですね....。これからも精進します!