Wiley誌への論文掲載が決まりました!

人生2報目の管理人の論文掲載が決定しました!


本ブログへのご訪問ありがとうございます


ユニバーサル技術者のShuichiro Yoshidaです。




人生二報目の論文投稿から約3か月....。


本日、Wiley誌から論文掲載の連絡をいただきました!

いやぁ、待ちくたびれました。待ちきれずに一度Wiley誌へ連絡してしまったくらいです。いつ、査読が終わるのですか、と。



今回の論文は私の研究にとても協力的だった同年代の研究者との共同執筆だったこともあり、前回の単独投稿とはまた異なる緊張感がありました。


First Authorは当然ながら管理人なので、執筆はすべて担いました。実験構想や研究の組み立て方も設計しました。


それでも、本当に細かいところは、協力してくれた研究者の存在なしでは今回の論文は形にならなかったでしょう。とても感謝しています。


その感謝の気持ちとして、一緒に特許も出願し、今回の論文投稿という流れを作りました。先方はこれから社会人博士を取ろうとしているらしく、その入学の際の一つのアピールになる、と期待していたに違いありません。



その期待に応えられた、ということが今回は嬉しかったです。



「吉田は口だけか」



とほんのわずかでも期待外れな結果となったら申し訳が立ちませんでしたから。





ただし、掲載に先立ち、微修正をお願いする、というコメントがついていたため、それらに対する修正を本日行い、既に再提出しました。


ここは意外だったのですが、査読に推薦した教授たちは恐らくその道では著名な方。時間もないのできちんと読み切れないかな、と思ったら掲載前の指摘がとても細かい。管理人も見逃していた小さな誤記や、グラフを読みやすくするためのメモリの付け方など、結構細かくご指摘いただきました。


これは本当にありがたかったです。


ずっと独りぼっちなので、こういう指摘をしてもらえることだけで幸せです。



さて、論文に対しては、


「今後が期待される技術に関連し、これまで定性的に行われてきた工程を定量的にアプローチするため、有機化学の観点からアプローチしたことを評価する」


と書かれていました。確かに、今回の研究内容は管理人が量産工場立ち上げの時にとても苦労した内容を、自らの学生時代の有機化学の知識をベースに、材料力学、非破壊検査技術、製造工学など開発最前線でみにつけた幅広い知見を応用してまとめあげました。



それぞれ一つ一つの要素はそこまで特別な事をやっていないのですが、これだけ広い観点からがっちりと実験という現実ベースで評価したことを認めていただけたのは光栄です。



論文掲載にあたっては社名や肩書は関係ないですから、ユニバーサル技術者としての活動をその道の専門家に認めていただけたということですね。




この勢いで先週投稿した3報目も掲載させたいところです!この3報目は今回掲載された2報目を掲載拒否にしたElsevier誌。リベンジですね!



最後までお読みいただきありがとうございました。