常にアンテナを張り続けることの楽しさ

少し唐突な質問かもしれませんが、自分の仕事に関して常にアンテナを張り続け、最新の動向を把握するということは楽しいでしょうか?




本ブログの管理人は技術者、研究者ですのでいわゆる自分の携わる業界の技術動向、学術同行のことを意味します。




経営者の方であれば、楽天やソフトバンクのような一代でメガ企業に育て上げたカリスマ経営者の方々、営業であれば子育てを終えたパート主婦から所長にまで登りつめた方などなど、それぞれの職種で参考となる人の発信する情報をキャッチするというのもあるかと思います。




また、各業界新聞やインターネットの記事に目を通し、状況を常にウォッチするというのもアンテナを張るという動作に値すると考えます。






さて、管理人ですが自分のいる業界に関連する情報を収集することは好きです。





実は初めから好きであったわけではありません。




駆け出しの社員だった頃は、目の前のことを前に進めるために必死でやるのが精いっぱいで、俯瞰して周りの状況を見るなどとてもではありませんができませんでした。



正直、この仕事が苦痛である、つまらない、と思ったこともあります。



ところが、ある程度経験を積んでくると仕事を進めるスピードと質が上がってくるため、周りからの信頼を獲得し、時間的余裕ができてきたのです。




その段階まで来ると、



「もっともっと上を目指してみたい」




という気持ちが湧いてきました。正確にいうと、後からそういう気持であったということがわかった、という感じです。




つまり、今は自分のやっている仕事が好きなのです。一生懸命に目の前のことを進めて、どんなにつらいことがあっても逃げず、立ち向かってそれを乗り越えた後で見えた景色を目の前にしたとき、




「この仕事は面白いかもしれない」



そう思えたのです。




そうなると、日々アンテナを張って業界動向を把握する、というのは、


「自分が知りたいから時間を作って毎日行いたい」


という欲求に代わり、欲求がある程度満たされるとそれは、



「日々の習慣」


になり、無意識に行う日常の一部へと変化していきます。




もし、



自分の仕事に関して常にアンテナを張り続け、最新の動向を把握する



ということについてやりたくないと思うのであれば、今の仕事をもっと頑張ってみるというのをやってみてはいかがでしょうか。




それでもだめなら自分には向いていないので別のことを考えるというのも選択としては十分にありうると思います。





技術系の仕事に関わらず、常にアンテナを張りたい、と思えるまでになれば、その仕事は仮に組織を外れたとしても必ず自らの身を立てることにつながるに違いありません。




最後までお読みいただきありがとうございました。