既に仕上がっていた4報目の学術論文。
いざ投稿しようとしたところ、共著者の2名からそれぞれコメントが。
主に理論の所を一緒に考えてくれた共著者Aさん。
「理論部分の記述をこうするともう少し読みやすくなると思います」
なるほど。
確かに、理論に関する記述が不親切であるような気がしました。
そして、細かいところでしたが記載ミスも発見。
非常にありがたい指摘です。
そして、主に全体構成と実験部分について第三者視点で共著者としての参加をいただいたBさん。
「今回得られた結果について、このような考察を追記したいのですがいかがですか。言葉だけでは難しいので図も作ってみました。」
これはこれで素晴らしいご指摘。
そして、言葉では説明するのが難しいので図までいただき感謝です。
最終的にこの図に手直しを加え、そのまま原稿に使用しました。
そして、今回提案いただいた考察内容について今まで読んだ論文を読み直したところ、その内容を別の切り口で述べている論文を発見。
アプローチの仕方は違うものの考察の内容を支持する論文があったということで、考察がさらに確からしいものになったという実感を得ることができました。
このようなやりとり、議論を通じて6月末、無事に論文を投稿しました。
今までで最もハードルの高い雑誌だったので、前回の3報目のように2日で掲載拒否の連絡が来るのではないかと恐れに恐れていましたが、次の日には論文受理と査読に入ったという連絡が来ました。
まずは第一関門突破といったところです.....。
査読結果が出るのは恐らく8月か9月。
今回の論文投稿においてご協力いただいた共著者の方々の期待に沿うという意味でも今回の論文は何としても掲載させたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!