今、クライアントの依頼で海外に来ています。
サラリーマンの時も海外出張は比較的あるほうでしたが、独立してからくる海外はまた別ものですね。
何が違うのかというと、
「どのように振る舞うのか、どのような成果を出すのかというのはすべて自己責任である」
という明白すぎる事実です。
サラリーマンの海外出張は、なんだかんだ言っても企業のバックグラウンドやサポートがあります。
独立するとそれが全くないわけです。
極端な話をすると、何もしなくても収入が保証されるのがサラリーマン。
クライアントの期待に沿えないと契約(収入)を失う独立したコンサルタント。
かかるプレッシャーは異次元と言っていいほどサラリーマンよりも今の方が大きいです。
本来、海外に来たいと思っている社員、行きたいと考えている社員を差し置いて、外部の人間がそのクライアント企業の費用で行くというのは、それだけ高い期待を企業の経営者から直接かけられているわけです。
そのため、プレッシャーは非常に高いです。
当然のことです。
このプレッシャーの意味は独立した人間でなければ絶対にわからない状況だと思います。
ところが、このプレッシャーが非常に心地いいです。
なぜか。
それは、
すべての言動の裁量が自分にゆだねられているという自由度がある
というためです。
サラリーマンはどうしても組織重視。
管理職がどういっているから、経営者がどういっているから、など組織の都合が最優先。
しかし、独立して顧問契約をすると、その企業をどの方向性に持っていくのか、ということを、
経営者と同じ目線で独自に考えることができる
という極めて貴重な経験をできます。
これが本当に心地いい。
自分の考えたことについて、クライアントの同意さえ得られればその場で会社の方針として決まっていきます。
これはリスクを取って独立したコンサルタントにしか味わえない極めて貴重な経験です。
今回の海外滞在でも非常に高いレベルのことを期待されています。
しかし、指示は全くありません。
というのも独立したコンサルタントである以上、管理人はクライアントを教育する側にいるので、どちらかというとクライアントにとって最も好ましいアウトプットを自ら設計し、具現化することを求められているのです。
いずれにしても、この期待をできる限り上回り、高いアウトプットを出せるよう頑張っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。