仕事の一巡

昨日の朝日新聞のbeというところで、SMAPの中居正広さんが特集されていました。

 

 

テレビで見る印象と、新聞でのインタビューの印象とは少し違うのだなぁ、と感じました。

 

 

そのインタビューの中で最も共鳴した部分が、

 

「若いころは、ああしたい、こうしたいといえたが、SMAPとしても個人としても仕事が一巡し、次に何をするのか問われている」

 

というところです。

 

 

本ブログの管理人が独立するということを決意する前に考えていたことと非常に類似しています。

 

 

日々の仕事でわからないことがあるうちは、大変ですが「これをできるようになりたい」と必死にもがき苦しむことで前進できます。これは充実感を得る一つの鉄則でもあります。

 

 

ところがある程度仕事を精一杯責任感を持ってやってくると、社内の仕事はすべて経験の食いつぶしになっていくのです。

 

自分の経験をさらに助長するような仕事がなくなってしまうからです。

 

 

こういうと技術領域によって違うという方もいますが、仮に専門性が違ったとしてもこんな感じでスキルを上げるとこんな感じになっていくな、という道筋が見えてしまうのです。

 

 

管理人の性格上、先が見えすぎるのは全く見えないのと同じくらい不安になります。

 

 

先が見えないと、

 

「自分はこのままではどうなるのだろう」

 

と考えてしまい、負のスパイラルに陥ります。

 

 

でも見えすぎてしまうと、

 

「自分はもっと上を目指せる(スキルや地位)のではないか、他に生き方の選択肢はないのか」

 

と考えてしまうのです。

 

 

 

詳細は人によるようですが、多かれ少なかれ類似の感情をいだくのが人間のようです。

 

 

このような悩みが顕在化するのが管理人のような30後半から40代前半という年齢層の方々なのではないでしょうか。

 

 

 

さて、管理人が選んだほとんど前例のない30代で技術コンサルという生き方。

 

 

色々な方々に前途を心配されましたが、心身ともに充実し、経済的にも今の所真逆の結果が出ています。

 

 

つまり、何が正解なのかは道を選んだ本人しかわからないのです。

 

 

悩みながらも現状の道を進むにしても、管理人のように未知の世界に飛び込むにしても、その前段階で必ず人は迷い、悩むものなのですね。

 

 

中居正広さんのインタビュー記事を拝見し、そんなことを感じました。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。