成長の実感

先週からクライアント企業様の依頼で海外に来ています。

 

実は今回の出張では、管理人が属する業界で名実ともに世界一といわれている研究機関で話をするという、非常にありがたいチャンスをもらいました。

 

 

ここで多くの方は、

 

「いろいろ教えてください」

 

というスタンスになるようです。

 

 

管理人はこういうスタンスが好きではありません。

 

謙虚が悪いというわけではないのです。

 

 

こちらから何も出さずに

 

「教えてもらうことが最優先」

 

というスタンスが嫌いなのです。

 

 

 

 

これは経営者になるとわかることですが、

 

 

「ブランド力の醸成」

 

 

ということが本思考の背景にあります。

 

 

ブランド力をつけるためには相手にも利点があるように接し、先方との関係に不均衡が生じないよう(いろいろな意味での上下)配慮しなければなりません。

 

そして、最終的には相手をけん引し、長い目で見てパートナーとなることで自分のブランド力も高めるのです。

 

 

この時の相手はレベルの高い相手ほど好ましいです。

 

 

 

 

このような考えを持っていたため、管理人は先方に、

 

 

「色々議論する中で、そちらにとっても有意義な話ができるように尽力する」

 

 

というスタンスで訪問の調整をしてきました。

 

 

 

数日前、ついに実際に面会し、議論し、先方の施設も見せてもらいました。

 

 

 

一言でいうと衝撃を受けました。

 

 

 

 

 

実力が高いということではありません。

 

レベルは高いが想定内でした。

 

 

これはこれでよかったのです。

 

 

 

最も想定外だったのは、

 

「自分が相手をけん引できる隙が無い」

 

ということでした。

 

 

 

これだけ隙の無い相手というのは初めて遭遇しました。

 

 

個人ではありません。組織として隙が無いのです。

 

 

管理人が相手から有益な情報を取れる呼び水として、先方に提案しようとしていたことを一通りやっているのです。

 

 

流石に途中から言葉が出なくなりました。

 

 

 

一言でいうと危機感です。

 

 

 

 

そこで一日悩みました。

 

 

 

そして、唯一、相手をけん引できるアプローチ方法を考え出し、同行しているクライアント企業のステークホルダーに提案しました。

 

 

「素晴らしい提案です。ぜひやりましょう。」

 

 

決裁権のある方の即断は本当に心強い。そして、

 

 

「非常に勉強になる戦略でした」

 

 

といっていただきました。

 

 

 

非常にハードルの高い戦略ですが、ここで妥協をするとクライアント企業様にとっても絶好のチャンスを逃すことになるので、ここはぶらさずにやっていきたいと思っています。

 

 

後はこの提案が管理人の描いたような結果につながるよう、柔軟にしかしぶらさずに前進していきたいと思います。

 

 

独立してから自分の成長を最も強く感じた2日間でした。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。