暑い日が続いていますね。
体調を崩さぬよう、適宜エアコンを使い、食事にも気を遣うようにしております。
さて、最近表題のことを感じることが多くなってきました。
ビジネスがわかっている、つまり仕事での交渉事の意味合いが理解している人とそうでない人と雲泥の差があるということです。
管理人は当然ながらプロの技術コンサルタントなので、価格交渉は必ず自分で行います。
1年間の仕事を通じて(海外は別として)日本企業の場合はおよそこのぐらいの金額で合意できる、という目安も見えてきました。
同時に、これ以下の価格では絶対に受けないという管理人の個人的な指標もあります。
ビジネスがわかっている相手というのは、管理人が上記のような指標を有していることを理解している人です。
(適当な数値を出してきているわけでは無いことを理解している)
その上で、
「では、こういう条件でどうでしょうか」
「弊社の予算と管理人様の要件の折衷案ということで、このような条件なら合意いただけませんでしょうか」
という、前向きな交渉をしてきてくれます。
逆にビジネスがわかっていない方が必ず使う言葉が、
「高い」
という言葉。
もちろんお金のことですね。
高いか安いかはその人の価値観での話であって、その瞬間にハイパフォーマンスを出すために日々鍛錬を積んでいる身から言わせてもらえば、管理人の設定した金額について
「合意できるかどうか」
という意見は言えるにしても、
「高い、安い」
ということは言えないはずなのです。
というよりも、金額だけで短絡的に評価されることに強い違和感を覚えてしまいます。
心の中で思ってもこの言葉を出してしまう方とは交渉は成立しないパターンが多いですね。
逆に、何とかしたいと思うのであれば、
「こちらが希望する予算であればどうすれば合意いただけますか」
という交渉を開始し、着地点を見つけようとするものです。
これをできない方は年齢に関わらず意外に多いですね。
価格交渉はプロを雇うには必須の力だと思っているのですが....。
いずれにしてもこの価格交渉が得意な方とは本当に仕事をやりやすいですし、実際に仕事を前に進めるための意気込みも違う。
結局、仕事が始まってからの進み具合を見てもビジネスがわかっている、つまり交渉してでも一緒にやろうという方との方が機能するのですね。
管理人のクライアントの中にも、すごくビジネスがわかっていてタッグを組みやすい人が何人かいます。年代的には40代前後が多いですかね。
若さと経験のバランスの取れた40代というのは非常に良い時期なのかもしれません。
技術者、研究者だからお金のことはちょっと、というのではなく、価格交渉という技術をみにつけることは今後の生き方の選択肢を増やすためには必須かと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。