フリーランスの人材活用を検討という記事について

経済産業省が表題のお話を公開し、NHKでも言及されていましたね。

 

ここでいうフリーランスといものは具体的にどのようなものなのか、管理人はよくわかりませんが、複数企業と顧問契約を結ぶというスタイルはこれに近いのかもしれません。

 

 

これに関する記事を色々と見てみると、

 

「死ぬほど働かされる」

 

「自由がない」

 

「会社からのパワハラがあるくらいで常に下の立場にある」

 

 

という話があちらこちらにかかれていました。

 

 

上記のような話をした方々のうち、実際にそのような状況に陥り、実感している方もいるのかもしれません。

 

その一方で管理人は上記の話はほとんど当てはまりません。

 

 

まず、

 

「そもそも個人で仕事を取ることは非常に難しいことである」

 

ということがあります。

 

仕事があるだけかなり前進です。

 

そして、これは管理人の仕事に当てはまることですが、独立して複数企業と契約を使用という決意をできるということは大前提として、

 

 

「社会ニーズがあり」

 

かつ

 

「他に代替がない」

 

 

という条件がそろっている必要があります。

 

 

そのためもちろん仕事は激務ではありますが、

 

「やらされている感は皆無」

 

です。

 

また、クライアントがどう思っているか本音はわかりませんが、

 

「管理人がクライアントよりも下と感じたことも皆無」

 

です。

 

そもそも平等(どちらかというと我々プロが上である)というスタイルを構築できなければこちらがいいパフォーマンスが発揮できるわけがありません。

 

 

なぜでしょうか。

 

 

 

よく独立している人間にとって何が一番リスクか、というと多くの方はやはり

 

「経済的リスク」

 

といいます。

 

これはゼロではありませんが、実際にやってみて本当にリスクと思うのは

 

「モチベーション低下」

 

 

「心身の健康悪化」

 

です。

 

 

特にモチベーション管理は管理人のようなプロの技術者には必須のスキルです。

 

 

上から目線で

 

「やってくれ」

 

といったクライアントは基本的に断ります。

 

または断らざるを得ないように道筋をつくり誘導します。

 

 

何故なら

 

「やりたくない仕事はモチベーションを低下させてしまうから」

 

です。

 

 

これこそ一大事です。

 

 

 

当然ながら心身の健康は極めて大切です。

 

その管理をするためにも

 

「無理をしない」

 

「やりたくない仕事はやらない」

 

ということはタイミングはあれ徹底しています。

 

 

 

ただ難しいのは契約を締結し、ある程度の期間仕事をしていると、管理人を下請けと勘違いするクライアントも程度の差はあれ出てきてしまうこと。

 

そういう時は気がついていただくために牽制球を投げさせてもらいます。

 

流石に牽制球を投げて気がつかないほど鈍感または勘違いしているクライアントはありがたいことにいません。

 

そもそもそこまで下請けと誤解するような企業は、管理人の設定するゲートを突破できません。尚、このゲートの設定の仕方は企業秘密です。

 

 

その一方で管理人が牽制球を投げなくても距離感と線引きができるクライアントもいらっしゃいます。

 

 

このようなクライアントはほぼ例外なく無期限契約を提案してきます。

 

長い時間をかけも、大きなアウトプットを出しましょう、というぶれない姿勢がにじみ出ています。

 

こういうクライアントの仕事は本当にやりやすく、管理人の成果も出やすいのが現実です。

 

 

短期間でアウトプットを出し、無理をさせていこうという根性論がはびこるこのご時世。

 

 

本当の意味で働くということとそれに応じたアウトプットを考えさせられる記事でした。

 

 

経産省の言うフリーランスをやらざるを得ないとしても生き残れるよう、自らの専門性を磨いておきたいものですね。

 

 

組織にいること=安全

 

という一世代前の考えが未だに抜けきれない現代。

 

20代、30代の若いころは別ですが40を超えた時に今の組織が本当に安泰なのか、本当に居心地のいい環境を供給し続けてくれるのかは全くわかりません。

 

むしろ管理人のように業界は類似なれど業種や立地、国の異なる複数企業と仕事をしていた方がよっぽどリスクが低減されているのではないかと考えています。

 

 

今一度働くということについて考えてみたいところですね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。