旅の途中で...

先々週、3週間近い欧州出張から帰国しました。

 

ドイツではクリスマスマーケットにトラックが突っ込むというテロがあるなど物騒ではありますが、技術と市場の中心の一つが欧州である以上、やはり欧州に行く機会は今後もありそうです。

 

 

さて、そんな中帰りの飛行機でのこと。

 

今話題の「君の名は。」を見ていました。

 

なかなか奥深い内容の映画でしたね。

普通のアニメ映画とはちょっと違うというか。

 

時間軸が錯綜したあたりから、私は一部ついていけない部分はあったものの、言いたいことは伝わってきました。

 

 

その映画が終わり、続けてシンゴジラを見ようとしたその時、

 

 

「機内のお客様へご連絡いたします」

 

 

というアナウンス。

 

 

なんだろうなぁ....。まさか、嫌なことでないと良いけど...。

 

と、ただでさえ飛行機が苦手な管理人がビビっていると、

 

 

「現在、進行方向向かって左手にオーロラが出ています」

 

 

な、なにー!!!

 

 

お、オーロラ!!!

 

上出先生とお話しするごとに話題に上るオーロラ。

 

全く見たことなかった管理人にとって初めての経験。

 

 

慌てて画面をすべて消し外を見ました。

 

 

が.....。何も見えません......。

 

うーん、人生初のオーロラ....。頼む....見えてくれ.....。

 

 

そんな気持ちで見ていました。

 

 

すると、うっすらと白い筋のようなものが見え始めました。

 

 

そのころCAの方が、

 

「見えますか」

 

と声をかけてくれたので、

 

「いや...。見えないです....いや、見えているのかもしれないけど良くは見えないです」

 

と管理人が言ったところ、

 

「こちらからだと見えやすいですよ」

 

と非常口のドアの窓へ案内してくれました。

 

するとカーテンが!!

 

 

おー、これが夢にまで見たオーロラか!!!

 

大興奮です。

 

 

その後、オーロラはよりはっきり見えるようになりました。

 

 

オーロラはスケールも大きいですが、非常に「動く」ものなのですね。

 

カーテンが”なびく”ような動きだけでなく、上下にも動きましたし、出現したり消えたりしていました。

 

あのスケールであのスピードとすると移動速度は半端ない早さでしょう。

(飛行機なんかよりもはるかに早い)

 

色は良くイメージしていた青や緑のような色ではなく、限りなく白でした。

 

 

そしてそのスケールの大きいこと......。

 

窓の外ほぼ全面に発生していました。

 

 

本当に幸運なひと時でした。

 

そこから1時間近くはオーロラを見ていたと思います。

 

 

CAの方も「なかなかこれほど大規模なオーロラは見えたことがない」と言っていました。

 

 

そして飛行機を降りるときの列で真後ろを歩いていた中年女性が一言。

 

「オーロラを見るツアーに参加して、飛行機の中からもみられてついていました」

 

 

おー、なるほど。

 

管理人は、

 

「オーロラを見られると全く期待していなかったけど、たまたま見ることができた」

 

というちょっとした優越感(?)。

 

 

我ながら自分の小ささを実感してしまいました。

 

 

オーロラが強く見えるということは何かしら宇宙で変化が起こっているのか、という別の不安を覚えながらもとりあえず自宅へと急いだのでした....。

 

 

とりとめのない内容になってしまいました。

 

また来年春に欧州に行くことが決まりましたので、またオーロラにお目にかかりたいですね。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。