自分にも他人にも当てはまった盲点

ちょっとした仕事始めや休息時に読むインターネットのダイジェストニュース。

 

 

そのほとんどが全く興味なく読み流すのですが、

 

久々に、あーなるほど、確かに

 

と共感できる記事に出会いました。

 

 

それは、「キレる中高年、精神科医が指摘する哀しき理由」という記事です。

 

この記事は40歳以上の男性(恐らく働く女性も含まれていると感じています←環境が男性的になっている+結婚されている方は子育ての負荷が上乗せされているため、厳しいため)が、部下、窓口業務の方々、駅員、子供などの弱い立場、または反論しにくい立場の方々に暴言を吐くといった心理が何からくるのか、ということを実例を用いて紹介しています。

 

この中で最も腑に落ちたのは

 

「怒り」というのは二次感情で、多くが1次感情の「不安」からきている

 

ということです。

 

あー確かに、と思える過去にであった人が何人か当てはまりました。

 

管理人もよくわからないポイントで騒ぐ人を何人か見てきましたが、

ほぼ全員に共通しているのが

 

「根本的な部分は甲斐性が無い」

 

ということです。

 

暴言を吐くだけでなく、その場を無理に仕切ろうとする人も共通の部分があります。

 

 

打ち合わせや仕事の進め方で、自分のやり方だけを押し付けてくる人がいませんか?

 

こういう人は恐らく自分がわかるような方向性で、わかるやり方で物事が進まないと不安で仕方ないのではないか、と元々思っていました。要は変化にきわめて弱い。

 

だから無理にでも自分のやり方を貫き通そうとしているのではないかと思います。

 

 

管理人も仕事柄企業の経営者クラスの方や、社長や創業者の方とお会いすることも多いですが、

 

 

「上に行けば行くほど、変化や挑戦に対して前向き」

 

 

だと感じています。無理に自分のやり方や考え方を押し付けてくることは皆無です。

 

 

そう考えると今の管理人の周りには暴言を吐くような人は一人もいません。もちろんいたとすればそのような人と仕事をする必要などありません。組織に属さないという独立したプロを選んだリスクを取った分、一緒につき合う相手も自分の裁量で選べるからです。これは特権といってもいいかもしれません。不必要な我慢はしなくていいのです。

 

 

上記の紹介した記事ではどのようにして怒りをマネジメントするのか、という問いかけでまとめています。結局不安を低減するには目的や目標を自分の考え方でしっかりと持つことだと述べられています。

 

 

先が見えない不安と見えすぎる不安。

 

 

どちらも不安としては大きく、暴言を吐くという言動につながるとのこと。前者は自営業や定年間近の方、後者は優秀なサラリーマンに多くあてはまると思います。

 

限られた環境の中で可能な範囲で自分の考え方と方向性を持てれば、人の意見や変化に耳を傾けられるという視点の高さと余裕が少しでも生まれるのではないかと考えます。

 

 

今回の記事、勉強になりました。

 

 

本ブログをご覧の方にとっても何らか参考になれば幸いです。