最近、地元貢献というキーワードを実践するようにしています。
本ブログの管理人も、自分で事業を始めて早5年目。
色々な方の支え、時の流れ、そして運が重なったこともあり、
昨年は事業拡大に伴い法人化もしました。
しかし、ビジネスで上を目指すためには足元を固めるということも大切ではないかと考えています。
そこで、自らの無理にならない範囲で
「地元貢献」
ということを考えることが増えてきました。
今実際に動いているのは2つあります。
一つは、
「地元プロスポーツリーグへのスポンサー参加」
です。
もちろん、ユニフォームにロゴを入れようとすると最低でも年間数千万円から、場合によっては数億円かりますが、小口のスポンサーもあるのです。
(今回のスポンサー料がいくらかは内緒です(笑))
管理人の会社も法人スポンサーとしてあるプロスポーツの地元チームに参加することにしました。
このような動きにより、
「新たな人の出会い」
ということが実現できるという嬉しい副産物も。
正確には今回のプロスポーツの紹介も、全く関係ないところで仕事上で知り合った方の紹介でした。
さらにプロスポーツ業界は色々な業界の企業が参加している場。
知り合う人の幅がぐっと広がるのです。
業界の異なる企業と一見無関係な軸でつながるというのは、
新たな出会いの足掛かりになります。
結局のところ地元に貢献したいと思うことで、人脈という代え難いお返しをいただいているのです。
そしてもう一つが地元図書館への書籍寄贈です。
管理人の妻が大好きな作家、有川浩。
私も好きです。
この作家は図書館戦争などでも有名な方ですが、
非常にすごいなと思うのは様々な立場の方を、
その人の目線で表現できるのです。
老若男女はもちろん、職業も公務員、会社員、社長(自営業)、専業主婦、中学生、高校生、大学生などなど....。
自らの経験に偏ることなく、様々な人物の視点に入り込めるその感性が大好きです。
恐ろしいレベルの論理的思考力を持っている人物とお見受けしています。
何故ならば色々な人物を客観的に描けているからです。
さて有川浩が、ある小説のあとがきに以下のようなものを書いていました。
(詳細の記述は間違っているかもしれませんがあしからず.....)
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本屋さんで売れた本の金額は、本屋さん、出版社、作家に対し、
ある割合で振り分けられている。
(細かいパーセントは忘れましたが、本屋さんの取り分は少なかったと思います)
つまり本屋さんはそれを売ることでそのままの金額がもうけになるわけでもなく、
もちろん出版社もしかり。
さらに言うとその作品を生み出した作家というのは本が売れて初めて印税が入ってくる。本が売れなくては、そもそも生活ができない。
そして何よりの問題が、出版社にお金が入らないと、出版社は新人の作家を売り出そうという投資ができない。
そうすると日本の文学全体の地盤沈下にもつながってしまう。
そのため、本を買ってもらうことによって日本文学を応援するという部分を感じてもらえると非常にありがたい。
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確か、概ね上記のようなイメージだったと思います。
要は、本を買うということは地元、つまり「日本」の文学の応援になるのだと改めて気が付いたのです。
もちろん図書館で本をかりることもしますが、それだけでなく新しい本を買うことによって上記のような効果が発現するのです。
そこで最近は比較的人気のある本や、新井賞を受賞した本等で、図書館でも人気の本を買うようにしています。
そして読んだ後にその本を地元の図書館に寄贈するのです。
そうすると図書館にとっては
「本を買うという費用を管理人が負担した→寄付をされた」
ということになります。
地元の市立図書館を応援したことになるのです。
もちろん不要な本であれば市の方で売却していただいてもかまいません。
何らかの手順によって直接的または間接的に市の図書館を応援したことになるのです。
これを最近、妻と2人でやっています。
月にそれぞれ1冊は本を買い、それを読み終わった後、図書館に寄贈しています。
最初に紹介したスポンサーにしても、図書寄贈にしても、
管理人、または管理人の会社にとってメリットがあるのです。
メリットがあるからこそ続けられるのです。
貢献は継続できて初めて価値があると考えている管理人にとっては、
比較的理にかなったアプローチではないかと考えています。
もしご興味ある方は上記のようなことをやってみてはいかがでしょうか。
スポンサーも小口がありますし、図書寄贈も無理な事ではありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。