手を抜いた結果

ここのブログで書いた「手を抜くということ」という記事の続きです。

 

 

 

 

結論から言うと、先方との関係は終わりを迎えました。

正確には、私がもはや彼らと仕事をしたくないと判断した、ということです。

 

 

 

 

 

その判断をした先方からのメールを、一部名称を伏せて再現しました。

 

 

 

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済みません。
 
たった今、弊社品質管理部門と機械加工担当者より情報が上げられ、
先ほどの小職のメール内容が間違えていることが確認できました。

 

小職より貴職に電話でご相談したのは
  Aという加工品サイズには番号を記入できない
  と現場より情報が上がり、省略して良いかということでした。
  貴職よりAという加工品については袋に番号を明記し、各加工品には末番号を記入することで了解を取りました。
  その内容を即現場担当者に伝え、実施して貰ったという経過です。
 
ただし、
貴職のご指示があれば、小職が貴職の記載法にのっとり、作業させて頂きます。
貴所にお邪魔してその場で記入作業させて頂きます。
 
ご指示お待ちします。

 

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丁寧な書き方をしていますが、言いたいことは、

 

 

「あなたがいいですよ、といったとおりにやっただけなので」

 

 

「我々には責任はありませんよ!あなたのせいです。」

 

 

 

というように聞こえてならないです。

 

 

 

このような姿勢の会社は、何かあった時「いえ、あなたのせいです」という思考回路を働かせるに違いありません。そんなところに大金を払って加工してもらう理由がどこにあるでしょうか?

 

 

 

今回の加工に関しては、事前に私のほうで細かい指示書を作成し、それに基づいて見積りを作成し、対価として見積りの金額を支払ったわけです。

 

 

 

ミスは誰にでもあることです。私だってあります。

 

 

 

ただ、お金をもらって仕事をしている以上、最初の指示書と異なることをやった場合、

責任は仕事を受けた側にあるのが常識だと思います。

 

 

 

途中経過がどうこう、というのは明確な書類などの証拠がない限り「いった、いわない」の泥仕合になるだけです。今回も、私の指示、と書いてありますが書面等で指示したことは全くありません。

 

 

 

これは、私が将来、仕事を「受ける側」になった時を想定して良い経験になったと前向きにとらえています。

 

1.最初の依頼内容と異なることをやる必要がある場合、もしくは追加要求が来た場合、必ず「文書、書面」にてやりとりする。

 

2.受ける側として、何かミスをしたら、とりあえず謝りつつ、どのようにして挽回するのかということに注力する。もちろん、書面などの証拠により先方に責がある場合は、その証拠を持ってきちんと主張する。

 

 

この2点ですね。航空業界では当たり前の内容ですが......。

 

 

 

ちなみに、「Aという加工品サイズには番号を記入できない」といわれたAに対し、私は難なく名前を記入しました。数が多かったので苦労しましたが。もちろんこのことは先方には伝えましたが、私のメール内容までここに載せるつもりはありません.....。ご想像にお任せします。

 

 

 

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