不思議な動き

ここ最近面白い現象が起きています。

 

現象というと大げさですが、本ブログの管理人が1、2年前に書いた電子書籍がここにきて売れ始めたのです。

 

 

一般的に管理人のような個人事業主は書籍を出せることがまず大きな一歩で、その一歩を踏み出した勢いをそのままに宣伝をどんどん打ち出していきます。

 

 

出版記念パーティーをやったり、ブログ上で宣伝したり。

 

 

有料で宣伝をするケースも多々あります。

 

 

 

さて、本ブログの管理人。

 

 

電子書籍を出版した直後にブログで告知したことはありました。

 

しかしそのブログ(このブログもそうですが)は無料のものです。

 

出版記念パーティーなどもやっていません。

 

つまり宣伝にお金かけていません。

 

 

 

だからいうほど売れ行きが伸びるものではないのです。

 

 

それでもじわじわ売れている本はありましたが。

 

 

 

ところがここにきて今まで売れていたものに加え、これまであまり売れてこなかった本が売れ始めました。

 

 

 

何が起こっているのか考えてみました。

 

 

 

まず一つが、本ブログの管理人がインターネット上である程度認知され始めたということ。

 

そして何よりセミナーや顧問先での打ち合わせなど、個人名を使ってのリアルの仕事が増えてきたこと。

 

 

加えて最近は出版社から本の執筆を依頼されることも多くなってきたこともこの流れを後押ししているのかもしれません。

 

 

 

つまり、自分がそれなりの表舞台に出た時の受け皿を用意しておいたところ、そのネットに引っかかってくれる方が増えてきたのです。

 

 

これは、管理人の戦略通りです、実は。

 

 

思ったよりも時間がかかりましたが。

 

 

 

サラリーマンの方でも、自営業の方でもそうですが、目の前の仕事に注力しすぎてしまう傾向があります。

 

 

わかりやすいですからね。目の前の仕事は。

 

 

とはいえそれだけでは成長はどこかで止まり、踊り場に出てしまいます。

 

当然ながら大きなことをやるためには、目の前の仕事をきちんとできているというのが大前提ですので手を抜くのはもってのほか。

 

尚、ご参考までですが部下や後輩、同僚に仕事を振って前に進もうというような他力本願な仕事は必ずどこかで足元から崩れ去ります。

 

 

 

 

 

こういう時に重要なのが数年先に花の咲く仕事です。

 

 

予想が外れたものも当然ありますが、管理人は常に5~10年程度先に花の咲く仕事をとても力を入れています。

 

 

サラリーマン時代もそうでした。

 

このままだと八方ふさがりになるので、最後は独立という道を残したい。

 

そのために今の組織に貢献しつつ、自分の独立の後押しになるものはないのか。

 

 

そんなことを日々考えてやっていました。

 

 

当時も、恐らく今もなかなか理解してもらえないですが.....。

(今となっては別に組織に属しているわけでは無いので理解してもらう必要はないですね)

 

 

電子書籍も売れる売れないではなく、自分の知名度が上がってきたときに、

 

「この人、どういう人なのだろう」

 

という質問に答える媒体として電子書籍を用意しておいたのです。

 

 

この考えが今の電子書籍売り上げ増につながっているのは一理あると考えます。

 

 

 

実際、本業のコンサルタントでの仕事で打ち合わせをしたときに、

 

「吉田さんの書籍を拝読しました」

 

と言われることも増えてきました。

(上記のようなことをおっしゃるのは出版社系の企業の方が多いです)

 

 

忘れた頃に効果が発揮される。

 

 

そんな時限爆弾的な仕事を今後も大切にしたいですね。

 

潜伏期間が長いほど、その後の効果も長いですから。

 

急上昇の後は必ず急降下ですよね....。

 

何事も焦らずが大切です。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。