6年ほど前からコンサルティングというものを仕事にしている管理人。
コンサルティングをする人のことをコンサルタントといいますね。
さて、コンサルタントというイメージでいうと、
・経営やビジネスなどの専門家
・玉石混淆で怪しい人が多い
というものが大半のような気がします。
管理人は因みに技術系なので、経営などのプロではありません。
自分の会社の経営でおなかいっぱいです。
玉石混淆かどうかは管理人ではなくクライアントの判断することなので何とも言えませんが、
B to Cのいわゆる個人相手のコンサルタントは怪しい人が多いのは確かかもしれません。
管理人は個人は一切対象外で、法人のみが相手ですので、ちょっと違います。
コンサルタントというのは、どうしても評論家や口だけという、
どちらかというとあまり良くない印象があるようです。
そして、知的活動に対して対価を払うというのもあまり一般的でなく、
唯一それが納得されているのは士業、いわゆる弁護士とか税理士のような仕事です。
コンサルタントというのは、上記のような何か基準となる試験があるのではなく、
その力量は本人の歩んできた道と心構えで大きく変わります。
口先ばかりでやってくれば口だけになるでしょう。
しかし、管理人含めある程度実践経験を積んでくれば、
提案や助言は口先だけでなく、具体的なやり方まで指示することができます。
それ故、一流のコンサルタントの日々の準備は、一般のサラリーマンとは別次元に高いものが求められます。準備がすべてなのです。
ここでよくコンサルタントを依頼する側のスタンスとして、
「実務完遂までコンサルタントにやってもらえばいい」
という考えを聴きます。
実務を行うことこそに価値があるという思い込みがそのような考えに結び付くのかと思います。
コンサルティングという業務が「請負」でないということは、少し法律を知っている方であれば常識ですね。実務をやってもらおうという考えはそもそも原点が間違えているのです。
コンサルタントが最も重要視すべきは、
「自分が居なくてもあるべき姿に近づけるためにはどうしたらいいかを常に考える」
という信念です。
それにつながる実務をコンサルタントがやっているようでは、コンサルタントも先を見据えた提案もやりにくくなるうえ、複数の企業を相手にするというビジネス戦略も実現しにくくなる。
さらにいうと、依頼した側は
「やってもらえばいいや」
という他力本願に陥るのです。
ということで、コンサルタントを活かすも活かさないも、依頼する側の心構えによるのです。
ということで、コンサルタントを活用するには、
「依頼側が、相手の言うことに耳を傾け、まずはそれに即したアクションを起こす」
という依頼側の姿勢が重要なのです。
イマイチまとまらなくなってきたのでこの辺りで!