今、ふと別の仕事をしながら視線を移したのですが、仕事机の目の付くところに貼ってある手紙があります。
管理人がサラリーマンを辞めて独立するとなった時に父からもらったものです。
そこには以下のような言葉がつづられていました。
不惑の齢(とし)に我が意を決し、己の価値を高める。素晴らしきことかな。
自ら為したことが人様を活かし、己の生きがいをもたらす。嬉しき事かな。
素晴らしきこと、嬉しきことを成しとげられたときそれは美しき人生かな。
父らしい、そして元教員らしい心に沁みる言葉です。
言葉の節々に応援したいという気持ちがある一方、管理人以上に不安を感じている父の姿が見え隠れしています。
6年以上も陽の当たるところにあるので、だんだんインクが薄くなって見えなくなってきていることに気が付き、ここに記録しようと思い、記載してみました。
陽にあたるところからどこかにしまうつもりはありません。
これが薄くなって読めなくなる時には、上記の言葉にふさわしい人物となり、それを実感していなくてはならないと考えているためです。
尚、そんな父ですが、今でも管理人のやっている仕事を良くはわかっておらず、
「お前はいったい何をやっているのだ。」
と疑いの言葉と目を向け続けている現実があるのも加筆しておきます。
親というのはありがたい存在ですね。